ITプロジェクトの参考になる話

今回のITプロジェクトがどうにか終わった。振り返ってみると、本当にいろいろなことがあった3ヶ月だった。

最初にプロジェクトリーダーを決めようとしたとき、私を含め全員が難色を示したのを思い出す。指導員の推薦もあって、半ば仕方なく引き受けることになったが、正直なところ私自身も望んでいた役割ではなく、最初から不安でいっぱいだった。これまでの人生でプロジェクトリーダーを務めたことがなく、何をすればいいのか全くイメージできなかったのが大きい。自分が担うべき仕事の大きさが想像できないからこそ、漠然とした恐怖や負担感が先に立ち、「自分には無理だ」と思ってしまったのだ。

しかし、いざやってみると案外なんとかなるものだ。むしろプロジェクトリーダーより班リーダーの方が忙しいのではないかと思うほどだ。

私が担当した主な仕事は以下の3つだった。

1. 会議の進行

2.プロジェクト全体の進捗把握

3.各種案件の最終判断

1. 会議の進行

会議の進行は、人によって向き不向きがあると思う。基本的には司会をしながら議論を適切に前へ進めていく役割だ。私にとってはそれほど難しい仕事ではなかった。これだけしてもいいなら、プロジェクトリーダーなんかいくらでもやってあげるって気持ちだった。

コツがあるとすれば、その日の会議の議題を事前に確認しておくこと。会議開始後に迷う時間を減らせる。また、一つのテーマに集中しすぎて会議が長引く場合は、重要なポイントだけ押さえて適度に区切ることも大切だ。ITプロジェクトの慢性的な問題は、会議に時間がかかりすぎて実行段階が遅れることだと思う。今回のプロジェクトでも進行を早めようと努力したが、プロジェクトレビューでは「実行段階がもっと早くあるべきだった」という意見が出た。

2. プロジェクト全体の進捗把握

始める前は最も不安だった部分だが、結局のところガントチャートとコミュニケーション計画をしっかり作ることで、ほとんどの問題は解決できると感じた。

ガントチャートは丁寧に作成すること。毎週これを読むことで、進行の大きな流れを把握できる。

今回のプロジェクトではコミュニケーション計画がやや曖昧だった。計画書をきちんと作らないままプロジェクトを始めてしまったため、連絡体制に対する認識が人によって異なり、軽い衝突も生まれた。

次にリーダーを務める機会があるなら、必ず確認してほしいデータがある場合は、何らかの形で通知が届く仕組みを採用することを徹底したい。(直接声をかけることも含む)その方が確認漏れを最小限にできる。

私たちは最初、掲示板にアップしたデータを各リーダーが「各自で確認する」方式を採用したが、特定の相手を指名したメッセージではないため、確認漏れや遅れが頻発した。

3. 各種案件の最終判断

これはプロジェクト全体の進行把握と密接に関わる部分だ。普段からプロジェクトの全体像をしっかり掴んでおき、個別の案件が上がってきたときに、自分が把握している大きな流れを参考に判断する。

正直に言うと、私はこれがあまり得意ではなく、判断に一貫性があったとは言い難い。基本的には班リーダーのアイデアを信じ、問題がないと判断したら後押しする形で進めた。どうしても判断が難しいときは、指導員に相談するのも良い方法だった。

最後に

書いてみると長くなってしまったが、実際にやってみるとそこまで大変なものではない。時期によってはむしろ暇に感じることさえあった。あまり難しく考えず、迷っている人は一度挑戦してみるのも良いと思う。

ITプロジェクトに取り組む後輩たちを心から応援しています。